あなたは普段一日の終わりのタイミングで何を思うでしょうか。
「今日は人生が明らかに進んだ!快挙だ!」
と嬉々としているのでしょうか。
それとも、
「いつのまにか、23時を回っていた。朝から今まで私はさすがに何かをしていたはずだが全然思い出せない」
という状態でしょうか。
はたまた、
「あー今日もつまらない一日だったな」
と感じているのでしょうか。
もちろん、
「そんなのは日によって違う」
と感じるでしょう。
しかし、もしあなたが
「今日の前進」
をしっかりと見つめる習慣を持っているのであれば、
「今日もまあ悪くはない日だった」「今日も良かった」「今日も無駄ではなかった」
と感じることでしょう。
そのような日が継続できれば、人生をトータルで見れば良い方に評価することが可能でしょう。
「今日の前進」
といっても様々なレベルが存在します。
「今日は、○○という形で表彰された!」
といった
「明らかな成果」
が目に見えている時もあれば、
「今日は、新しく●●を試してみたが、興味深かった」
という
「行動」
の面に着目できる日もありますし、
「今日は新しい発想で物事を考えてみて認識の発展があった」
という
「思考」
の面に着目できる日もあります。
特に、頻度を高くすることが可能な
「行動」
や
「思考」
に着目することができれば、あなたも「今日の前進」を実感できることでしょう。
わかりやすい結果がそこに伴う必要はないのです。
「部屋をちょこっと模様替えしてみた」
とか
「知らなかった道を通ってみた」
とか
「見たことがないチャンネルも見てみた」
といったレベルでも、
「今日も前進した」
と実は言えるのです。
人生というのは、本当に一つ一つの小さな集積が束になって大きな物になっていくため、
どんなにしょぼい「今日の前進」も
0よりははるかにマシなのです。
そんなあなたの「今日の前進」を見つめましょう。
「今日もそんなに無駄な一日ではなかったな」
そう思えてきたのではないでしょうか。