【第1216号】何かを頼まれてもそれに答える義務はないことがある

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人に何かを頼まれた際に、

「できる限り断る」

というポリシーを持っている人もいれば、

反対に、

「なかなか断れない」

と感じる人もいます。

前者のようにほとんどのことを断りすぎてしまう場合、それによる弊害が生じる場合が多いのでそれはそれで生きるのが難しい場合もあるのですが、

後者の場合、

「なんとなく、何かを頼まれたら断ることができない気がする」

と思い込んでしまう人もまたいます。

このような人の中には、

「頼まれていることが、そもそも義務付けられていることなのか、義務付けられていないことなのか、ということがそもそもわかっていない」

という人もいます。

例えば、

「○○という書類を提出してください」

と言われた場合に、

「○○を出さないといけないんだ!」

「出さなきゃ!」

と反射的に感じてしまう人もいるのですが、

よくよく調べてみると、

「実は、○○を出すことは必須というわけではない」

というルールが存在している場合があるのですね。

多くの場合、頼んでくる人の方が、マニュアルを読んでいたり、前例踏襲をすることしかできなかったり、という理由で、

「この場合に、○○という書類を出すのが当然!」

という顔をしてくることがあるため、その雰囲気に押されて、

「やっぱり、○○という書類が必要になるのか……」

と考えてしまいがちですが、

「実は、○○を出すことは必須というわけではない」

というルールを知っているだけで、

「申し訳がないのですが、○○という書類は必須ではないですよね?したがって、今回は提出はしません」

という話をすることが可能になり、より自分に有利な方向に交渉をしたり、話を進めることが可能になります。

もちろん、義務ではないとしても、何らかの理由で進んで義務ではないことを行うことも時には重要です。

しかし、そもそも、

「頼まれていることが、そもそも義務付けられているのか、義務付けられていないのか、ということがそもそもわかっていない」

という状況ですと、

「義務でもないのに、××をしてあげている」

という話を交渉材料に使うことができないので、

取り敢えず、断らないようにする、という行動しかとることができず、

「あの人は頼めば何でもやってくれる」

と周りに思われてしまうことによって不利益を被ることもあります。

知っているのか、知らないのか、

たったそれだけでその後の話の展開が変わってしまいます。

上記のように、例えば、

「実は、○○をすることは必須というわけではない」

といったルールを知ることは人生において強力な武器になりますし、

逆に知らないと不利になりやすいです。

日常生活や仕事においてそのようなことがないのか、ふとしたときにチェックしてみると、面白いかもしれません。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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