日々発生するタスクの中で、
「簡単にはできるけれども、面倒だからいつまでも結局やっていない」
といったことはないでしょうか?
例えば、
「コンビニに行ってちょっといつもと違う物を買わないといけなくなった」
といった些細なレベルであっても、
「いや、そんなの簡単にできるやん?」
と感じる人もいれば、
「簡単にはできるけれども、なんとなく面倒だから結局やっていないなあ」
と感じる人もいます。
人間はいつもと同じ行動を繰り返すのは無意識のうちに簡単にできますが、
ちょっと違う行動をしなければならないというだけで、
「なんとなく面倒」
「怠い」
という気持ちになってしまい、
そのまま
ズルズルと
「いつのまにかやっていなかった」
ということになりかねません。
このような
「ちょっと面倒」
ということは
非常に些末なことであったりして、
「わざわざやらないといけないほどではなさそう」
と頭が勝手に判断して、
結果的に体が全く動かない……
ということも起こり得ます。
このような時には、
タスクを小さく分解する
ということも重要で、
小タスク1を今日やって、残りの小タスク2は明日以降やろう
といった形で少しずつ前へ進めることも重要ですが、
「やらないとさらに面倒になる」
という状況まで自分を追い込んでしまうことも重要でしょう。
いつもあなたが使っている場所に違和感を感じる物を置く
といった形も有効でしょうし、
「何か処理しないと違和感を感じてしまう」
という特殊な状況を自分自身で創ってしまって、自分自身に警報を鳴らすといった方法も実は有効だったりします。
「面倒なこと」をやるために「やらないとさらに面倒になる」仕掛け
を使いこなせるようになると、
面倒なタスクに取り組みやすくなります。
世の中には、
「取り敢えずやればなんとかなる」
というものは意外と多かったりするため、
最初のハードルを越えやすい状況を創ることが何よりも重要です。
このような方法論を自分自身の中でストックしておくと、
急な用事であっても
「面倒だな」
と思いつつも、
何とか対応する
ということがやりやすくなってくるでしょう。