何か物事を進めようとするとき、
専門家
や
プロフェッショナル
と呼ばれる人々に頼ることがあるかもしれません。
そのような時、
「いったい誰に頼ればよいのだろうか」
とか
「どこからそういった人を探せばよいのか」
といったことに悩むかもしれません。
もっと言えば、
「頼りにはなりそうだが、料金が高くて払うことができない」
といった場合もあるかもしれませんね。
そのような場合は、自分自身の予算に合わせて、なるべく安くやってくれそうな人に頼ることもあるかもしれません。
最近は、ネット集客で最安値を謳っているところもあるようなので、安さだけを求めるのであれば、探すのは比較的簡単かもしれませんね。
しかし、このような場合は特に注意が必要かもしれません。
というのも、
専門家、プロフェッショナルでもミスをすることがある
からです。
当たり前ですが、人間なのでミスをすることがあります。
また、そもそも、あまりわかっていないことに関しては、間違ってしまうこともあることでしょう。
そのような場合、それでも、(多くの場合)最終的な責任を負うのはあなた自身になることでしょうし、そのような覚悟で頼るべきです。
例えば、
「見積もりをお願いします」
と頼んで出てきた明細などはそのままスルーするのではなく、内容をしっかりと確認するべきでしょう。
私自身も経験があるのですが、
「見積もりをお願いします」
と頼んで出てきた内容が間違っていたことによって「もう一度作り直してください」と訂正をお願いしたことがあります。
「専門家なのだから見積もりで出てきた内容は大筋正しいのだろう」
と考えがちですが、
よく見ると間違っていることがありますし、前提条件が共有できてないと感じることがあります。
人によっては忙しすぎるのか、
「送った資料やメールを読んでいないのではないのか」
といったレベルに間違っていることがありますので、相性を考えると
「この方に任せるのは難しい」
と判断することが可能になります。
このようなことがあるため、
専門家、プロフェッショナルでもミスをすることがある
という前提を忘れないことが重要です。
最終的な責任はあなた自身が負うことになるという認識がまずは重要でしょう。
そうすれば、見積書一つをとっても、高い当事者意識をもってその内容を精査することが可能になります。
とはいえ、
「そもそも、相手に指摘できるレベルに詳しいのであれば、専門家とかに頼る必要がないのではないか」
と考える人もいるかもしれません。
しかし、このような場合であっても、
時間を買うことができる
というメリットがあるため、頼ることに意味はあることでしょう。
これは、そもそも専門家に頼る意味に通じることでもあるのですが、
専門家の持つスキルに頼ることができる
というメリットとは別に、
時間を買うことができる
というメリットがあるのです。
むしろ、後者の方が意義は大きいことでしょう。
専門家やプロフェッショナルと呼ばれる人に頼る場合は、あなた自身も当事者意識を持って頑張ることによってより大きな効果が生まれます。