インフルエンザといえば、
11月頃に予防接種としてのインフルエンザワクチンを注射する予定の人もいるのではないでしょうか。
この辺りの予防接種について、勤め先などによっては、福利厚生として勤め人の負担なしで受けさせてくれるところも多いため、
そのようなところで勤めている人にとっては、
「福利厚生で無料で予防接種を受けられるのはありがたい」
「毎年予防接種をしよう」
と考えている人も多いでしょう。
実際に、打たないよりは打った方が良いと一般的に言われている予防接種ですし、重要でしょう。
しかし、そもそも、
インフルエンザにかかりやすい人はどのような人なのか
ということも重要ではないでしょうか。
具体的に言うと、
ウイルスを吸い込みやすい環境、密閉空間に頻繁に出入りする人
などは一般的にインフルエンザにかかりやすいでしょう。
学校などはそうかもしれませんね。
逆に、
「家からずっと出る気はない」
「外で基本的に他人と会話はしない」
といったザ・引きこもりのような生活をしている人はなかなかインフルエンザにかかってしまう機会そのものがありません。
勤め人の中には、
「どうしても毎日満員電車に乗らないといけない」
という人もいるかもしれません。
こういう人は、インフルエンザにかかりやすい環境下にあると言えるため、予防接種を積極的にした方がいいかもしれません。
このように考えていくと、人によっては、
「そもそも、毎日満員電車に乗らないといけない、インフルエンザにかかりやすい環境下にずっとあるという状況そのものを問題視するべきではないか」
ということに気付くかもしれません。
予防接種を福利厚生で無料で受けられるのはありがたいですが、それゆえにこのようなことを思いつきにくくなっていないでしょうか?
インフルエンザワクチンはインフルエンザへの対策の一つの手段でしかないわけです。
「根本的な解決になっているのか?」
と考えるとそうとは言い難いでしょう。
人によっては、
「今はフルリモートで働けているから、そもそも予防接種をする必要性が低い」
という人もいるでしょう。
そのような人にとってはこのような福利厚生自体そもそも必要ないかもしれません。
実際に私の周りでも、
「注射が苦手だからインフルエンザワクチンの予防接種は受けない。だから、そもそも満員電車にはなるべく乗らないようにしている。」
という人もいます。
リモートワークで働けるようになると多くの問題が解決しやすくなります。
むしろ、このような体制をどうやって整えるのか、という問題をメインで意識する方が重要かもしれません。