情報収集能力は非常に重要。
ということにおそらくあなたは異存ないことでしょう。
特に、ここ数十年で、
情報収集能力が私たちの可能性を大きく伸ばすことについては
半ば常識化
してきたと言えます。
それによって、
「取り敢えずググる」
という行為も多くの人が行ってきたことでしょう。
とはいえ、
情報収集の対象で重要なのは、
インターネットで見つかる情報以上に、
あなた自身の情報
なのです。
あなた自身の情報はインターネットで検索してもなかなか出て来ないでしょう。
よほどの有名人ならば誰かが勝手にWikipediaに書いてくれるかもしれませんが、
その場合でも、主に公開情報をまとめているだけであって、クローズドな情報が記載されません。
このようなあなた自身のクローズドな情報は実は非常に価値があります。
例えば、
「あなたにとっての調子の悪い日」
などは非常に貴重な情報です。
いつもは100%できることなのに、この日だけは何故か60%ぐらいになってしまう、
といった情報を事前に知っておくだけでも、
「この日は大人しくしておこう」
といった対策を取ることができるわけです。
このような情報を握っているのか、握っていないのかで、大きく計画が変わることでしょう。
多くの人は、
「常に調子が良い自分」
「いつでもキラキラな自分」
を想像してあらゆる計画を立ててしまいがちですが、現実的には調子が悪い日というものが存在するため、
このような計画は破綻しやすいのですね。
「自分にはそもそも調子の悪い日がどの程度存在するのか?」
「存在するとしてそれはいつごろ来る可能性が高いのか?」
ということは自分自身の情報を常に収集することによってある程度把握することが可能になります。
自動的にパーソナルデータを収集することも重要ですし、
日記などのように、手作業であっても、コツコツとデータを取っておくだけでも役に立つことがあります。
これによって、
「あなたにとっての調子の悪い日」という貴重な情報
が段々手に入りやすくなります。
多くの人は自分自身のことを意外とよく知りません。
情報収集を行う際にはそのことも意識することが重要でしょう。