今の時期のような年の瀬になってくると、
「今年はこれを頑張っていたけれどもそこまで進まなかった」
とか
「○○への対策を進めていたはずなのにあまり進まなかった」
といった
「残念」
「後悔」
といった感情が湧き上がってくる人もいることでしょう。
そして、
「来年こそは○○も上手くできたらいいのにな」
と物思いに耽っている人もいるかもしれません。
それは例えば、
テストなどのスコアを伸ばすことかもしれませんし、
目標としていた貯蓄額の達成かもしれませんし、
やりたかった仕事の達成かもしれませんし、
色々なパターンが考えられるでしょう。
しかし、物事には
それぞれの達成難易度
というものがあるので、
「本当に大切なことへの対策は一年以上かかることの方が多い」
ということを忘れてはいけません。
そのため、想像よりも多くの時間を要することもあって、
「これは一年もあればできるだろう」
などと考えていたとしても、
思っていたよりも達成難易度が高かった
ということも十分のあり得るのですね。
むしろ、大切なことであればあるほど、1年以上という年月がかかることも多いものです。
例えば、
経済的自由の達成
や
配当金生活の達成
などといった事柄などは多くの場合一年で達成することは極めて難しいでしょう。
これらは数年がかりで達成を果たす人の方が現実的には多い事柄です。
このように、達成難易度が高ければ高いほど、
「まだ達成できない」
ということにもしかしたら
「焦り」
「苛立ち」
を感じてしまうかもしれません。
そして、年末年始もとにかくモヤモヤしてしまうかもしれません。
しかし、そのように感じてしまう場面だからこそ、踏ん張り時とも言えるでしょう。
数年がかりでしか達成できないことというのは、相応の忍耐力が求められるので、
「途中で諦めてしまう」
ことによる脱落者が非常に多いのです。
これは非常にもったいないことと言えるでしょう。
そこを何とかして乗り越える。
今は、そのような訓練をしているのだと思いましょう。