「仕事」
という言葉を聞くと、
ポジティブな気持ちになる人と
ネガティブな気持ちになる人に分かれることでしょう。
例えば、
「どうして、こんな仕事を私がしなければいけないのだろう」
とか
「こんな仕事はやりたくない」
と普段から感じる機会が多い人は、ネガティブな気持ちになりやすいでしょうし、
「このような仕事をできるなんて幸せだ」
と感じる機会が多い人は、ポジティブな気持ちになりやすいことでしょう。
特に、仕事に対するネガティブな気持ちに頭の中が支配されている人は、
「早く、仕事を辞めても生きていけるようにFIREしたい!!!!経済的自由を達成したい!!!」
「老人になってまで働くのは無理!!!」
という切実な気持ちを持っているかもしれません。
そのような負の原動力が貯蓄や投資、ひいては仕事に対するモチベーションにつながっているという人も多いことでしょう。
それ自体はとても大事なことだと感じます。
特に、新卒で勤め人として入社してまだ数年しか働いていない人などは、
「先輩たちがやりたがらないやりがいのない、美味しくない仕事」
が回ってきやすいため、
「つまらない」
とか
「いつまでもこんなことをやっていたくはない」
とか
「長時間労働の割に給与が安すぎて苦痛を感じる」
とか
「ただでさえ、給与が安いのに税金や社会保険料が高すぎて、働くのはコスパ悪すぎて無理」
といった感想を抱きやすいです。
しかし、資産形成も進み、かつ、ある程度自分で仕事を選べるようになってくると、
「世の中にはこんなに良い仕事もあるのか」
と感じることも増えてくるようになります。
例えば、私が密かに、内心で
「神」
と呼んでいる仕事があり、継続的に取り組んでいるのですが、
これなどは、
①納期が短くないため余裕を持って取り組める
②自分の専門性を活かせる(かなりニッチな分野であるため同じことをできる人が非常に少ない)
③仕事をしながら自分にとっても非常に勉強になる、学びになる
④クライアントに感謝される
⑤報酬も高単価で気持ちよく請求した報酬を速やかに支払ってもらえる
⑥すべてリモートワークで対応できる
といった6つの要素をすべて兼ね備えており、
要は、
「やりがいがあるのに、ストレス度が非常に低く、しかも報酬も高い」
という美味しい仕事となっているのです。
このような美味しい仕事を手に入れるためには、それなりに事前の取り組みが必要です。しかし、このような仕事が増えてくると、自ずと仕事観は変わってきます。
要するに、
「世の中には、自分にとってあまり好ましくない仕事と好ましい仕事が存在する」
というよく考えれば当たり前のことですが、このことに気付くことができるのですね。
そして、自分にとってあまり好ましくないとか合っていないと感じた仕事とは徐々にフェードアウトしていくと、比較的好ましい仕事のみが残っていきます。
そこまでの過程は決して楽ではないかもしれませんが、少しずつこのような取り組みを意識して続けていくと、いつか自分にとってやりがいがある美味しい仕事ができるようになることでしょう。