【第545号】同期コミュニケーションではなく非同期コミュニケーションをメインとしたビジネスを設計すると決める

リフレーミング
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仕事において、

同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションの使い分けが大事

と言われていますよね。

同期コミュニケーションというのは同じ時間のタイミングでコミュニケーションを行うことを指しているため、

例えば、電話のように他の仕事をしている最中に割り込みをされると集中力が減退してしまうというリスクがあります。

マルチタスクはやめた方が良いと言われるようになってから久しいですが、

同期コミュニケーションは使用するタイミングによってはこのマルチタスクを半ば強制される恐れがあります。

特に電話の場合は、いきなり割り込みが可能であるため、集中力が一気に減ってしまい、

電話の用件が一旦終わった後に、

「あれ、自分は何をやっていたんだっけ???」

となりがちで、もとの仕事に頭を切り替えるのが遅くなりがちです。

これが一日に数回程度発生する状況であればそこまで問題はないのですが、

電話などを行うのが当たり前の仕事をしている場合には、一日に何回もこれが発生するため、おそらくかなり集中力がなくなっているものと考えられます。

また、ミーティングなどもそうですが、同期コミュニケーションの場合にはその内容にもよりますが、前後においてそのコミュニケーションを行うための準備が必要になる場合があります。

例えば、職場で同僚と対面で会話するためには、

①職場に行く

という状況がまず必要になるため、職場に行くための移動時間がどこかで必要になります。

大事な会議である場合には、会議をするのにふさわしい場所にその時間にいる必要があります。

例えば、外にコンビニに買い出しをしながらミーティングをする人はまだそこまで多くはないでしょう。

自分が発言する必要性が高い会議の場合はなおさら、会議に参加するためにふさわしい場所を職場であれ自宅であれ確保する必要があります。

そう考えると、同期コミュニケーションというのは他人と大量のコミュニケーションを一度に行えるというメリットがある分、実は、見えないコストがたくさんかかっていると言えるでしょう。

逆に、非同期コミュニケーションの場合には、このような見えないコストがあまりないものの、例えば初対面の人とは一度に通信できる情報量が限られているというデメリットがあるとも言えます。

このように、

同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションのメリットデメリットを把握しておいて、自分はどのような設計で仕事を行うべきか、さらに、そのように仕事を行うためには何が必要になるのか、ということを早い段階から考えておく必要があるでしょう。

同期コミュニケーションではなく非同期コミュニケーションをメインとしたビジネスを設計すると最初から決めてしまうのも重要かもしれません。

一度決めてしまえば、

「どうすれば、非同期コミュニケーションをメインとしたビジネスを作ることができるのだろうか?」

という自問自答を生み出すことができます。

そこから自分なりの状況に応じて具体的な方針を見出すことも可能でしょう。

今後、電話、メールなどに続き様々な通信手段が出てくると考えられます。

その際に、ヒントとなるのが、

同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションというフレームになると思われます。

これは同期コミュニケーション?それとも非同期コミュニケーション?

という見方で通信手段を見ることでその通信手段をメインとするべきかを検討することが可能ですし、

これは一見非同期コミュニケーションに見えるけれども事実上同期コミュニケーションとなっているのではないか?

というものの見方を行うことも可能です。

チャットなどのように一見非同期コミュニケーションに見えるものであっても、その内容や相手によって事実上の同期コミュニケーションを要求されていると感じたことがある人もいるのではないでしょうか?

いずれにせよ、今後の時代の流れを考えると、

同期コミュニケーションではなく非同期コミュニケーションをメインとしたビジネスを設計すると決めてしまう

ことはますます重要になってくるものと考えられます。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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