日本は地震大国です。
2022年3月にも大きめの地震があって停電騒ぎなどがありましたね。
都心の方でも比較的長めに揺れていたので覚えている人も多いかと思われます。
その際、私の自室も揺れたのですが、
その際自室の揺れを見ていて改めて思ったこととしては、
ミニマリストは地震にも強くなりやすい
ということです。
すなわち、地震に伴ってまず真っ先に気を付けなければいけないこととしては、
倒壊してくる家財から身を守ること
となると考えられますが、
ミニマリストの場合
そもそも部屋に物が少ないため、
倒壊してくる物そのものが少なくなります。
特に、
食器棚、
クローゼット、
本棚、
大型の冷蔵庫、
などのように、
自分の頭部よりも高さがある家財は危なかったりするので、ストッパーとなる道具を別途購入し、設置している人もいるかと思われますが、
そのような大型の家電がそもそも少ない場合、
倒壊してくる物も必然的に少なくなります。
それでも、電灯などが破損することもあるため、机の下に身を隠すといった安全策はしっかりと取る必要がありますが、
もともと物が少なければ少ないほど地震による物の散乱もほぼなくなりますし、
家財を原因とした怪我を最小限にすることができそうです。
また、ミニマリストの場合、
平均的な人に比べて部屋の中に物が少ない分空白を生みやすい
という傾向があるのですが、
その分
防災用品をその場所にも念のため置きやすいため、
防災用品を平時の段階から揃えやすいというメリットもあります。
景観などを気にする人はひと工夫が必要になってしまいますが、
防災用品を普段からストックしておけば地震などが起こった後のいわゆる「在宅避難」の際にそれを活用しやすいため比較的安全に過ごせるでしょう。
これは要するに、
普段の生活に必要な物は最小限に部屋の中にストックしておきつつ
しかし、非常時に必要な物はしっかりと部屋の中にストックしておく
という考え方となります。
ミニマリストと呼ばれる人に関してイメージすると、どうしても部屋の中に物をほとんど置かないといったどこか異常な人たちを想起してしまいますが、
彼らは普段の生活に必要最小限の物しか買ったり部屋の中においておかないと決めているだけ
ですので、
それに加えて非常時に必要になりそうなものを予めストックしておくことは両立する発想であると考えられます。
このように、
そもそも自分がどのような部屋に住みたいのか??
生活はミニマムにキープしつつも、防災対策をしっかりとやりたい場合どのような部屋になるのか??
という目的となる秩序をイメージして自分の頭の中で定めておくと
無駄のない自室をデザインしやすいと考えられます。