あなたの身近な関係で
「違和感がある」
関係が存在していたりするのを見たことがありませんか?
例えば、
「このカップルは何か釣り合っていない気がする」
と感じる関係などがそうだったりします。
芸能人などを見ていると、
「何故、この人がこの人と結婚しているのか?交際しているのか?よくわからない」
と感じることもあるのではないでしょうか?
そして、そのような違和感がある場合、
その後その人たちが離婚したり、別れたりして、
「あ、やっぱり別れたか」
と感じることがないでしょうか?
これは恋愛関係、結婚関係に限りません。
例えば、仕事においてもそうです。
いわゆる超ハイスペック人材が最低賃金ぎりぎりの劣悪な労働環境で一生懸命に働いている姿を見かけたりすると、
やはりどこか違和感があるのではないでしょうか?
また、同僚などを見ていると、
「なんだかあの人一人だけ違う世界にいる」
とも感じるような飛びぬけた個性を持っている人や
成果を上げ続けている人がいたりしないでしょうか?
そして、そのような人は、
ずっと同じ世界に居続けるのではなく、
自分から望んでどこかに行ったり、
外の世界からお声がかかったりしていつの間にかその場から他の世界に飛び去って行っていないでしょうか?
このように、不釣り合いな関係というのは傍から見ていても何となく見えますし、
しかも、その不釣り合いな関係というのはいつまでも持ちません。
必ず、不釣り合いな関係というのは
内側から崩壊したり
外側から是正圧力がかかったり
するものなのです。
逆に言えば、あなたが抑圧されている環境において、
「自分はこんなところで終わる人間ではないはずなのに。おかしい。」
と感じていたとしても、
その思いが限界まで達することなく、
「いや、でもここから抜け出すのはまだ早いな、ぶっちゃけ今の安定的な状況から抜け出すのはちょっと怖いし」
と感じている状態だと、
まだまだ是正圧力としては弱い状態です。
このように、なんだかんだでその環境を受け入れているという状態はまだまだその人にとってその環境がそこまでふさわしくない状態にまで変わっていないと言えるでしょう。
正直周りの人から見ても、
「まだあの人はここでずっといるんだろうな」
と評されていると思われます。
もし、
「自分はこんなところで終わる人間ではないはずなのに。おかしい。」
という気持ちが高ぶって実際に行動量が高まったとしたら、
遅かれ早かれその人は
その環境に自ら見切りをつけたり、
外部からお声がかかったりして
強制的にその不釣り合いな関係が終了することもあるのです。
このように、
不釣り合いな関係は早晩内外から是正圧力がかかるもの
なのです。
これは、人が変わっていく際の必然的な現象でもあると言えるでしょう。
その際、強制終了の衝撃的なイベントが起こってしまうかもしれませんが、それは必ずその人にとっての転機となるはずです。