「日本脱出」
とか
「海外移住」
というワードに興味がある人は結構いるようです。
最近では、Googleでのサジェストに出てくるようになっているので、
関心が高い人は多いようですね。
実際のところ、
物理的に日本を出るだけならば簡単です。
適法な手続きを取って飛行機を使うなり、フェリーを使うなりして、出国し、どこかの国に入国すればよいでしょう。
しかし、多くの人にとっての不安は、物理的にどうやって日本を出ればいいのかという問題ではなく、
「日本を出た後にどうやって生計を立てればいいのか?」
という問題になるでしょう。
住む場所などをどこにするのか、という点にも大きな迷いどころがありますが、その選択に失敗したとしても、生計を立てる手段が残されているのであれば、リカバリーできます。
例えば、結構昔に流行ったのは、
日本でずっと働いて、貯金しまくり、東南アジアなどの物価の安い国に移住してセミリタイア、アーリーリタイアを楽しむ
という方法論です。
日本の半分以下の物価の国に移住してしまえば、日本で働いて貯めた貯金が実質2倍以上の価値をもたらすことになるという考え方ですね。
また、逆に、日本よりも物価が安い国から、日本に移住してきて日本で稼ぎつつ、残りの分は家族のいる国の方に送金するといった
「出稼ぎ」
を行っていた外国人もかなりいたようですね。
このように、現地に行ってそこで稼いで、故郷にいる家族に送金するというのは、昔からかなり流行っていたようですね。
しかし、最近は様相が異なってきているようです。
まず、日本よりも東南アジアの国の物価の方が安いという前提が今かなり危ぶまれています。
最近だと東南アジアに移住したとしても、思ったよりも大して生活コストが抑えられないといった壁にぶつかっている人も出てきているようです。
また、このような現象により、そもそも日本が出稼ぎの先として選ばれにくくなってきているという傾向も出てきているようですね。
むしろ、日本よりもアメリカなどより効率的に出稼ぎが可能な国に注目が集まっているようです。
日本もここ数十年間に渡ってなかなか賃金が上がらないことから、能力がある日本人はアメリカなどに渡って稼ぐという方向に向かっている人もいるようです。
もしかしたら、今後は、語学力がある人が中心に
日本から海外に出稼ぎに行く
という動きが活発になっていくのかもしれません。
このような動きがある中で、
日本に居住しながら外貨を稼ぐ
といった方法もかなり注目を浴びています。
これは、インターネットの発達により、現地に行かなくても仕事をすることが可能になったからこそできるようになってきたといえるでしょう。
現地に行ってそこで稼ぐのをリアル出稼ぎというのであれば、
現地に行かずに外貨を稼ぐのはネット出稼ぎともいえるかもしれません。
ネット出稼ぎの最大のメリットは、生活コストなどは安めの日本で支払いつつも稼ぎの部分だけは日本で稼ぐよりも大きい場合があるという点になるでしょう。
これを行うことができれば、大きく稼ぎつつ、日本で快適に生活することも可能かもしれませんね。
そして、
海外移住
に興味がある人にとっては、
ネット出稼ぎ→リアル出稼ぎ
という形で移行する形を取ることで、安全に海外移住の計画を練ることも可能になります。
もしも、海外移住後に後悔が残ったとしても、その時点でもネット出稼ぎができる体制が整っているのであれば、そこからさらに海外移住を計画することもかなり容易になるでしょう。
このように、
ネット出稼ぎ
を行えるような体制を整えることは、
将来にわたって選択肢を増やすことが可能になる試みと言えるでしょう。
ある程度の語学力があれば、仕事の受注なども可能になるため、
まずは、少しずつ挑戦してみるのも良いのではないでしょうか?