振り返ると、今年のお正月は非常に満足いく時間を過ごすことができました。
お正月というと、
新年のあいさつ
や
初詣
といった様々なイベントをこなさないといけない、といったイメージがあると思います。
そして、このようなイベントを1月3日あたりまでにこなして次の日から仕事始めとする……
「結局、あまり疲れは取れなかったな……」
といったことを行っている人もいるかもしれません。
しかし、今年の私は、
お正月という、まとまった時間を取ることができるまたとない機会を無駄にはしたくない
といった思いから、
このようなイベントごとへの対応は最小限のレベルで行うこととして、
残りの時間はじっくりとこれからの人生について考えることに費やしました。
昨年あたりから、
人生は、睡眠時間の次に落ち着いて自分の人生について考える時間が大事になるのではないか
と考え始めたからです。
さすがに例えば、「余命一年」といった段階で、自分のこれからの人生について考える意味は大きくはないとは思われますが、
比較的若い年齢の人の場合には、落ち着いて自分のこれからの人生について考えることは非常に大事になってくると思います。
そして、お正月という新年が始まったタイミングでまとまった時間を取ることができると、
これからの人生はどうなるんだろう、どうするんだろう?
といった漠然とした思いの中に
今年はどうするのが良さそうかな?今年はどうするのが面白そうかな?
といった1年間というスパンにおける近未来に対しても思いをはせることが可能になるため、
より、自分が今後やろうとしていることや目指そうとしていることに対する思いがじわじわと深まっていくのを感じました。
この深まる思いというのは、
「今年こそ○○を頑張るぞ!!!!!!!!!」
といった新年にありがちな一気に盛り上がるような瞬間的な気持ちではなく、
「やっぱり、これをこうしていく、この方向性でこれからコツコツと頑張っていくのがベストなのだろう……」
といった物静かに、しかし、どこか自分の中で頑張ることの意味を腹落ちさせるような感覚です。
まとまった時間をとって、誰の影響を受けることなく自分の人生について落ち着いて考える時、人はとても冷静になれるのでしょう。
それに加えて、お正月という機会はより特別な意味を持つ時間になるでしょう。
お正月はまとまった時間を取ることができるまたとない機会です。
そして、そのような機会にこそ、これからの人生について落ち着いて考えることにつき大きな価値があることでしょう。