【第879号】若くして成功した人が次々に失脚していくのを目の当たりにするたびに思うこと

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いつの時もそうかもしれませんが、

若くして成功した人

というのは非常に強い羨望のまなざしを向けられます。

正直、私自身も、同年代の人や自分よりも特に若い人がイケイケで物事を進めているのを目撃すると、

「いいな」

と羨ましい気持ちになる時もありますし、

「あのぐらい成功するとどのぐらいいい感じなのだろうか」

とあれこれ想像を巡らせることも正直あります。

しかし、そのような光景がいつまでも続くとは限りません。

一度若くして成功した人が後から失脚してしまう

という場面も実はチラホラ見かけます。

それは、

「本人が調子に乗りすぎて失言した」

というのもありますし、

「周りからいつの間にか恨まれていた」

というのもありますし、

「財産を持ちすぎて財産狙いの人に狙われた」

というのもありますし、

「上手くいっていたころには誰も問題としなかったような脇の甘さが出てしまった」

といったパターンなどいろいろあるようです。

特に、

「上手くいっていたころは何の問題ともされていなかったことが後から掘り返される」

といったパターンはよく見かけますね。

調子のよい時には、人が勝手に群がってきて、勝手にチヤホヤしてくれるので、

「実は、問題がたくさんあるはずなのにそれに全く気づけないままつき進んでしまう」

といった状態になることもあるようです。

何かが上手くいっていると明らかな欠点があっても皆が目をつぶっていてくれる、ということはよくあるみたいです。

このような事例を見るたびに、

若くして急速に上手くいってしまう、成功してしまうことにはデメリットも存在する

と私は考えるようになりました。

むしろ、

「なかなか上手くいかないな」

とか

「どうしてこんなにうまくいかないのだろうか。困ったなあ」

といった状態に陥っている人の方が、

改善しなければいけない点をたくさん探す(探さなければならない)羽目になるので、

その分、脇の甘さが減るようです。

そして、そもそもそこまで成功していないという状態は、人から羨ましがられることもなければ、恨みを買う可能性も低いと言えるでしょう。

財産を持っていなければ財産狙いの人が寄ってくるということもそもそも少なくなります。

このように、苦しみの時期が長い人ほど、

「本人が調子に乗りすぎて失言した」

「周りからいつの間にか恨まれていた」

「財産を持ちすぎて財産狙いの人に狙われた」

「上手くいっていたころには誰も問題としなかったような脇の甘さが出てしまった」

といった状態を回避するために慎重になるだけの時間を確保することも可能になります。

そう考えると、

とんとん拍子に上手くいきすぎるのも問題でありますし、

長い時間をかけて、少しずつ問題や障害などをコツコツと改善し、無名のままに人生を謳歌するというのも良い生き方なのかもしれません。

若くして急速に上手くいってしまう、成功してしまうことにはデメリットも存在する

のですね。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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