私は以前から自動記録を体重計で付けています。
これによって、自分がいわゆるBMI上のモデル体重を維持し続けていることを確認しています。
そもそも、ダイエットというのは失敗するのが常とも言われますが、それは、
「無理して今までの当たり前を変えてしまうと自ずと限界が生じるから」
という理由が最も大きいことでしょう。
ダイエットに関して、まずは運動から始める人も多いのですが、正直なところ、一番影響が大きいのは食習慣です。
例えば、一日一食しか食べないことが既に習慣づけられている人もいれば、一日3食食べることが習慣づけられている人もいます。
今まで
「一日3食食べるのが当たり前」
と思っていた人が、
「取り敢えず、食べる量を減らしてみよう。一日一食でダイエットしてみよう」
と決意をしてそれを頑張って実行したとしても、一日一食が習慣づけられなければそのうち元の木阿弥に戻ってしまうのですね。
そもそも、変化というのはそれ自体が多くの人にとって耐えがたいストレスを感じさせるものです。
人間は急激な変化を好まないので、時間をかけてじっくりと今まで当たり前ではなかったことを当たり前に変えていくことが必要になるでしょう。
特に、ダイエットに関しては、ついつい、エステなどに行ってその場しのぎの手っ取り早い対策をしたくなってしまいがちですが、その場しのぎの対策ではなく長期的な目線で物を見る必要があります。
そして、私の実体験としてこれは口を酸っぱくして言いたいのですが、エステは本当にほとんど効果がありません。
精々、「ダイエットを意識しました」という意識づけやお守りのような効果ぐらいしかありません。
根本的な生活習慣が変わらなければ意味がないのです。
そして、食生活に関してもっとも重要なことは、
人は不安やストレス解消のために本当は食べる必要がないのにもかかわらずついつい余計な食べ物を口にしてしまう
ということを認識し、抜本的な対策を立てられるか否か、です。
何も意識しなければ、「私はお腹が空いたからこれを食べている」と認識しがちですが、実はそれは勘違いだったりします。
蓄積されたストレスがあなたの食習慣の大半を決めています。
食によってあなたが得ているのは物質的な栄養ではなく、実は、心の栄養なのです。
したがって、意識しなければならないのは、
そもそものストレスの抜本的な対策
になります。
ストレスの抜本的な対策ができれば、必要がないのにもかかわらずついつい食べてしまうという現象が激減することになるでしょう。
そして、それが習慣となればおのずとダイエットは「それが当たり前」の物として成功させることが可能です。