【第985号】現代的な災害、「情報災害」について

システム構築
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あなたは「情報災害」という言葉を知っていますか?

一般的に災害というと、

地震、

雷、

火事、

といった物理的な災害を思い浮かべますよね。

一般的な災害は、自然災害(地震、洪水、台風など)や人災(火災、事故、テロなど)など、物理的な要因によって引き起こされる現象や出来事を指します。これらの災害は、生命や財産への直接的な被害をもたらし、人々の安全や社会の機能に深刻な影響を及ぼすことがあります。

ちなみに、最近は気候変動の影響もあるため、夏場などの異常の暑さについてもほぼ災害となっているというのが私の感覚です。

一方、情報災害は、情報通信技術の利用や情報の流通によって引き起こされる社会的な問題や被害です。インターネットやソーシャルメディアの普及によって広まる誤った情報やデマ、サイバー攻撃、プライバシー侵害などが情報災害の一例とされます。情報災害は、情報の信頼性やセキュリティの問題に関連しており、個人や組織、社会全体に影響を及ぼすことがあります。

つまり、一般的な災害は物理的な要因によって引き起こされ、生命や財産に直接的な被害をもたらすのに対し、情報災害は情報の流通やセキュリティの問題によって引き起こされ、社会的な問題や被害をもたらすという点で異なります。ただし、災害と情報災害は相互に影響し合うこともあります。例えば、災害時に流布されるデマや誤った情報が混乱を招いたり、サイバー攻撃が災害対応のシステムや通信網に影響を及ぼす可能性があります。

情報災害への対策としては、正確な情報の発信と情報の信頼性の確認が重要です。また、個人や組織はセキュリティ対策を行い、情報セキュリティ意識を高めることも求められます。

身近な情報災害の例としては、以下のようなものがあります:

  1. フィッシング詐欺: メールやウェブサイトなどを装い、個人情報や銀行口座情報をだまし取る詐欺です。
  2. デマや流言飛語: ソーシャルメディアやメッセージアプリなどで広まる誤った情報や根拠のない噂です。
  3. ランサムウェア: ウイルスやマルウェアがコンピュータを感染させ、データを暗号化して身代金を要求する攻撃です。
  4. 個人情報漏洩: オンラインショッピングサイトやSNSのセキュリティが不十分で、個人情報が不正に入手される事例です。

個人ができる対策としては、以下のポイントに注意することが重要です:

  1. 情報の信頼性を確認する: 受け取った情報やニュースの出所や信頼性を確認し、疑わしい情報には鵜呑みにせず、事実確認を行うことが大切です。
  2. 強力なパスワードを使用する: パスワードは簡単に推測されないようにし、定期的に変更することが望ましいです。また、異なるオンラインサービスで同じパスワードを使わないようにしましょう。
  3. フィッシング詐欺に注意する: メールやリンクを開く前に、送信元のアドレスやURLを確認しましょう。疑わしい場合は、直接企業や組織に問い合わせるなど、二重チェックを行います。
  4. セキュリティソフトを利用する: パソコンやスマートフォンには信頼性の高いセキュリティソフトを導入し、定期的なアップデートを行いましょう。
  5. バックアップを取る: データを定期的にバックアップすることで、ランサムウェアなどの攻撃によるデータ損失を最小限に抑えることができます。

これらの対策を実践することで、個人の情報やプライバシーを保護し、情報災害からの被害を最小限に抑えることができます。さらに、以下の対策も考慮に入れることが重要です

  1. ソーシャルメディアのプライバシー設定を確認する: ソーシャルメディアのプライバシー設定を適切に行い、自分の情報や投稿の公開範囲を制限しましょう。
  2. 不審なリンクや添付ファイルを開かない: 受信したメールやメッセージに不審なリンクや添付ファイルが含まれている場合は、開かずに削除するようにしましょう。
  3. オンライン取引や金融情報の保護: オンラインでの取引や金融情報の入力時には、安全な接続や暗号化されたウェブサイトを使用し、信頼性のあるサービスを利用しましょう。
  4. ソフトウェアやアプリのアップデートを行う: パソコンやスマートフォンのソフトウェアやアプリを最新の状態に保つことで、セキュリティの脆弱性を修正できます。
  5. 教育と情報の共有: 情報災害に対する正しい知識を持ち、身近な人や家族と情報を共有しましょう。また、セキュリティ意識の高い行動を広めるために、周囲の人々と話し合いや啓発活動に参加することも有効です。

これらの対策を実践することで、個人の情報とセキュリティを強化し、情報災害からのリスクを軽減することができます。また、定期的な情報セキュリティの意識向上と対策の見直しも忘れずに行うようにしましょう。

「情報災害」は現代的な現象です。

一般的な、自然災害や人災と呼ばれるものとは異なる点もありますが、もしもの時に甚大な被害をもたらすことがありますので、

どのようなパターンで被害が生じているのか?

どのような対策を講じることで被害を防いだり最小限にすることができるのか?

といった観点で普段から情報収集を行うことが重要でしょう。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
投資歴7年。タロット占い鑑定歴12年。
都内在住、マッチングアプリ上位0.X%の人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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