久々に数千円レベルのお金を払って勉強会に参加しました。
普段は本ばかり読みがちな私ですが、機会があれば勉強会やセミナーにも参加しなければと考えることが最近は多いです。
勉強会やセミナーというと、無料の物や有料の物と大きく二つに分かれます。
節約に一生懸命だった時には無料の勉強会以外は基本的に参加しないことが多かったのですが、偶に有料の勉強会などに参加してみると、やはり参加して良かったと感じることが多いです(もちろん、全く参考にならずに、これ払っても意味なかったなと思ったことはあります。その場合は即座に損切りします)。
知識については一度知ることができたらその後一生レベルで使い道がある物があったりするので、この手の物はなるべく若い内に取得して、その知識を使用した複利効果を時間をかけて狙いたいところです。
この点、無料で開催されている勉強会の内容はあまり骨のある内容が少ない、というか、そこまで気合いが入っていないなと感じる事が多いです。
よくよく考えたら無料で開催できるというからには、主催者側が必然的に何らかのコストを支払ったり、何かの営業に誘導しないといけない訳ですから、情報の質についてはさほど気合い入らないのかもしれませんね。
この点、有料の勉強会はさすがに微妙な内容を発表したら即座に損切りされる可能性があるというのもあるので、主催者側もそれなりに気合いを入れているという印象です。
そして、有料の勉強会は本編も勿論良いのですが、勉強会後の懇親会などのオフレコの場の方がより立ち入った内容を話すことが可能になるという点も良いところです。
このように、その後の人生に影響を与えかねない発想や知識というのはなるべく若いうちに得ておいた方がいいわけですが、その発想があったとしても、無料と有料の壁を越えることに慣れておかないと、気がついたらチャンスを逃して機会損失を被る可能性があるのではないか、と考えています。
特に私と同じ世代の、20代の人は物心ついた頃からインターネットが発達しており、気がついたら「情報はほとんどタダで得られる」とか、「取りあえずググればわかる」とか、そのような世界観の人が多いかもしれません。
確かにそういった面はあります。
しかし、よくよく見ると、ググっても出てこない情報というのはあるものです。
特にここ10年ぐらいでしょうか。どんどんネット上にある情報の質が微妙になってきたのではないかと感じることがままあります。
アフィリエイトブログなどが頑張っているからなのでしょうが、逆に利益率が悪いと思われる分野に関してはググっても大した情報が出てこないです。
リサーチしようとしても、明らかに古すぎる情報などが載っているページを見かけると萎えます。
このような情報の質というものを意識した際に、やはり、「より良い情報はタダで手に入るとは思ってはいけない」という大原則を忘れてはいけないのでしょう。
そして、ここからも、無料の勉強会と有料の勉強会があったとしたら有料の勉強会を取りあえずチェックしてみるという姿勢、有料であってもそれを敬遠しないという姿勢がますます大事になってくると思います。
また、そもそも、良質な情報が流れてくるシステムを構築することが情報戦たる現代においては非常に重要だと思われますので、そのためにもどのようなルートで良質な情報が流れているのか、というのを見極める目がますます重要になってくるでしょう。