年末年始は帰省していないどころか結局初詣にも行きませんでした。
色々と取り組んでいて気がついたらお正月が終わっていたためです。
ところで何故わざわざ寒い中、人混みも多い中、多くの人が初詣というイベントに行くのだろうか?
ということを考えると、
親しい人とのコミュニケーションツール
としての機能が一番大きいのではないか、と考えています。
特に家族がいない人であっても、これから親しくなりたい人を初詣に誘ってデートとかできますしね。
私の場合は、他にも自分がやりたいことがあるという時間的な制約の中で年末年始のコミュニケーションは主にLINEを始めとしたSNSを主に使用することで超省エネ化を行ってそれで満足してしまったので初詣に行かなければいけない実質的な理由を失ってしまったのかもしれません。
来年はどうするかは未定ですが、
「お正月にどれだけ時間の余裕があるか」
「暇なのか」
によって決めるのだろうなと予想しています。
というのも、上にも書いてあるとおり初詣というイベントはかならず行わなくてはならない物ではないですし、地理的に遠いところに行かないといけないとなると移動時間を割かないといけなくなったりするため、他にやらないと行けないことがある場合、どうしても優先順位が下がってしまうんですよね。
人によっては年老いた家族に会いに行かないといけないという人もいると思いますが、そうであっても敢えて年末年始という時期を選択しなければいけない理由は実はほとんどないはずです。
ところで、初詣に行く理由として他に考えていくと
御神籤を引きたい
という人も結構多いのではないでしょうか?
せっかく初詣に行ったのだからということでついで買いをする人も多いと思います。
ほとんどの場合、100円とか200円とかで引けるので支出としても大きくはないので「まあいいか」となる人も多いのだと予想しています。
新しい年が始まったのだから今年の運勢も一応見てみたいという人も多いのではないでしょうか?
そして、多くの人が「大吉」とか「大凶」というキーワードをまず始めに見たがります。
御神籤で一番見なければ行けないところは「大吉」とか「大凶」のように目を引くところではなく、細かいことが書かれているアドバイスの部分だと思われますが、どうしても目立つのでほとんどの人がこれをついつい見てしまいます。
そして、この「大吉」や「大凶」というのは1年間のおおよその総合評価を指していると思われますが、
これって実際どのように総合評価されたら「大吉」とか「大凶」とかになるのかな?というのが個人的に気になっています。
というのも、ある物事を評価しようと考えた際に、使用する評価基準によって「良い」「悪い」が簡単にかわってしまうんですよね。
↑でも触れていますが、わかりやすい成果や収穫物がなかったとしても、長い目で見るとそれが良い方向に左右していることもあります。
また「まぐれ」で良い事があったとしても、長期的に見ると悪いことの前触れだった、ということもあったりするのです。
そう考えていくと、御神籤で出てくる細かいアドバイスはともかくとして
「大吉」や「大凶」そのものにさしたる意味は無い
という話になってくると考えています。
そう考えていくと、むしろ「大吉」や「大凶」をついつい見てしまう御神籤をわざわざ引かずに
「なんだかんだ色々大変なこともあるかもしれないけれども長期的に見れば今年も大吉だろう」
と考えて明るい気分で日々を過ごしていけるようになる方がいいのかもしれないと考えています。
これは細かい事象に関する占いについては私は自分でタロットカード占いしてアドバイスをみてしまうので、敢えて御神籤に頼る必要も無いと思っているからというのもあります。
占い全般に言えることですが、占い結果そのものよりもアドバイスを真摯に受け止めることができるかどうかの方がはるかに重要だと思っています。
そう考えると占い結果によって気分が惑わされてしまい、アドバイスをまともに受け取ることができない精神状態になりかねないような占い方法は初めから避けてしまうというのもアリかなと考えています。
むしろ↑のグラフを見て気分を落ち着けることの方が良い、向いているという人もいるかもしれないですね。
というわけで、長期的に見れば何だかんだで今年も「大吉」の精神をもって行きたいと思っています。