職業や所属で自己紹介するのではなく、何をする人、どのような人、なのかで自己紹介したい

リフレーミング
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昔から、自分の自己紹介についてどうするべきなのか、ずっと悩んでいました。

自己紹介と言えば、自分のことをどのように自分自身でとらえているのか、相手に伝える作業であるわけですが、どうしても上手くいかないのです。

もちろん、他人の自己紹介を参考にするべく、他人の自己紹介を聞いたりする機会も多いのですが、個人的に違和感があるのが、「職業や所属」で自己紹介をすることです。

例えば、「●●学校に通っています」とか、「(会社名)に勤めています」とか、です。

確かに、情報が全くないよりはマシではあるのですが、●●学校に通っている人はたくさんいますし、同じ会社に勤めている人もたくさんいるわけです。

その学校内部や、その会社内部では、その人はどのように自己紹介しているのかが純粋に気になります。

おそらくおのおの工夫してその場に応じた自己紹介というものをしていると思いますが、一体どうすれば良い自己紹介になるのか、非常に悩ましいです。

しかし、個人的には、職業や所属によって自分を紹介した気になるのは嫌だと思います。

これは個人としての自分を全く表現できないからです。

どうせ、自己紹介をするのであれば、個人としての自分を表現する方法を考えたいと思っています。

もしかしたら、人生の早い段階で天命や使命のようなものを見つけてしまった人は話は早いのかもしれません。

「自分は●●のために生まれてきた!」と胸を張って言えるのですから、自己紹介もやりやすい気がします。

もっとも、その何かが見つからない人にとってはどうしたものか、という感覚も否めません。

そのような時は、所属とか職業、職種のような枠を離れて、自分が他人に提供できる価値は何か、自分が他人と違うのは何かという視点で考えるのがよいのかなと思います。

気がついたら怪しい職業も最近は増えてきましたが、例えば●●コンサルというのは、自分ならば●●という分野を他人に教えられるからという理由から、●●という言葉をコンサルの前に付けてその職業らしきものを作っているようです。

このような、自分だったら当たり前にできるようなことでも他人に教えることができるという点に着目して、自分が他人に提供できる価値を見いだしている人も結構いるようです。

仕事というのは究極的には他人に対して何らかの価値を提供していることでありますから、このような視点で考えることで、所属などを離れた自己の表現を行う事が可能になるのかもしれません。

また、自分が他人と違う点が何かないか、という視点も良いですね。

他人と違う点と聞くと、どうしても長所、美点、を思い浮かべてしまい、「そんなものは自分にはない」と考えがちですが、よくよく考えると短所でも他人と違う点ということを見いだすことは可能ですので、そのように考えられるのが良い点です。

自分の劣っている部分をむしろチャンスととらえて売り文句とする手法は時折見ますが、これはこれで強力な個性になっていると思います。

例えば、テストで0点を取り続けたとか、学校には不登校で行けなかった、というようなエピソードでも良いということになります。

そうなると、端から見て、いわゆる社会に適合した、順調な人生を送るだけが良いとは言いがたいとも考えられます。

何があろうとも解釈次第でそれが強力な個性になり得るのですから、逆に言えば、何か他の人がやっていないようなことをやること自体が本人が思っているよりもリスクがないということにもなりそうです。

とすると、人間万事塞翁が馬ではないですが、どんな人生であっても肯定することができる余地がある、という意味ですごくポジティブになれるのではないかと考えています。

所属や、職業で自己紹介をしようとすると、このような視点はなかなか出てこなくなってしまいますが、他人にどのような価値を提供できるのか、他人と自分は何が違うのか、という視点で考えてそれをびしっと一言でうまく言語化して自己紹介することができるのが理想です。

私の場合は、この辺りの練り込みがまだまだ浅いのが悩みですね。

とはいえ、退職者によくあるように、「元●●(会社名)です」という自己紹介だけは絶対に避けたいと考えています。

このような気持ちがあるからこそ、私としても勤務先のことは「ここは自分の人生において、一時的にお世話になっているに過ぎない」という絶妙な感覚、距離感を保っていられるのではないか、と思います。

いつか、ここを離れる覚悟、というものを常に忘れないようにしたいです。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
手取り月収貯蓄率90%overを達成。
ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

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