腹筋ローラーを使って毎日腹筋を行うと言う目標を立ててから半月が経ちました。
今のところ順調に毎日腹筋ローラーを使って腹筋を行うことができています。
もともと運動習慣は全くなかったのですが、うまく続けられていること自体が嬉しいと思っています。
なぜ運動嫌いの私が続けられているのかということを考えてみると、これはスモールステップを意識しているからだと思います。
というのも、腹筋ローラーを毎日使って腹筋を行うと言う目標自体は、少々難易度が高いと思っていたので、あえて目標を上げることなく、単に腹筋ローラーを触るだけで実際に腹筋を行わなくても運動習慣の第一歩としては足りるとして、これにより合格としておりました。
実際腹筋ローラーを触るだけで、目標達成できると言う非常に難易度の低い設定のおかげで、「腹筋ローラーをとりあえず触るだけでいいんだ」と思うことができたので、ちょっと疲れていても「とりあえず腹筋ローラーだけは触っておくか」と言う気持ちになれたと言うことが大きいと思います。
作業興奮と言う言葉があるようですが、まさに単に腹筋ローラーを触ってみるだけでも、とりあえず腹筋ローラーを使って腹筋を行ってみるかと言う気持ちになるので、実際には腹筋ローラーを触ると言う目標を達成するだけで、自動的に腹筋を行うことができると言う流れになりました。
最初は、腹筋があまり鍛えられていなかったので1、2回適当にローラーを使うだけだったのですが、ここ数日は実際に腹筋に負荷がかかっていることを確認しながら、腹筋ローラーを使って姿勢を維持しながら腹筋を行うことができています。
これは明らかに、目標設定がスモールステップで難易度の低いものにしたことが勝因かと思います。
つまり、今までやったことがなく、苦手意識のある目標を達成するためには、いきなり大きなことをしようと力んではいけなくて、まずは誰でもできそうな難易度の低い具体的な目標を立てて、それを少しずつ達成をすると言う作業を行うことにより、自己効力感を向上させると言うことを優先させるべきだということになります。
また今回の、腹筋ローラーを行うと言う目標を設定するにあたっては、アクショントリガーと言う設定を意識しました。
アクショントリガーと言うのは、例えば日付が変わった瞬間に腹筋ローラーを触ると言う非常に具体的な行動を設定すると言うことです。
漠然と毎日腹筋ローラーを行うという目標を立ててしまうと、具体的にどのタイミングで腹筋ローラーを行うべきかということが全くわからないので、気がついたら日常のいろんな作業に忙殺されてしまい、疲弊をしてしまった故に、「疲れたので、じゃあ今日はやめておくか」と言う話になりかねません。
そこで毎日これを行うと言う目標を立てる際には、アクショントリガーとして日付が変わった瞬間に〇〇を行うと言う目標を立てるのが1番確実だと思います。
日付が変わった瞬間に〇〇を行うと言う目標を立てるメリットは、仮に何かしらの事情があって日付が変わった瞬間にこれを行うことができなくても、まだ24時間近くの長い猶予を保つことができると言う点にあります。
したがって漠然と毎日〇〇をやると言う目標を立てるよりもはるかに気持ちに余裕ができやすくなると思います。
この余裕が、自己効力感としての〇〇を私は行うことが現実的にできると言う認識に転換されやすいのだと思います。
もう一つ今回の目標を設定するにあたって意識したのは、腹筋ローラーを触るたびに記録としてスケジュール帳にとある印を毎日つけたことです。
まだ半月しか毎日腹筋ローラーを行ってはいませんが、しかしすでにスケジュール帳の月の半分は、腹筋ローラーを毎日行った証としての印が付いています。
スタンプラリーのように見えるので、たまにこれを見返すたびにもっと頑張ってこのスタンプラリーのようなものを埋めていこうと言う気持ちにさせられます。
このように行動を続けるために何かしらの作品をあたかも作っているような感覚にさせてくれるのが、行動のたびに記録をつけていくことの最大のメリットだと思います。
そのように考えるとこのブログも似たような位置づけになっていると思います。
毎日行動をしているあるいは意識をしていると言う証としてこのブログを更新できたらいいなと考えています。
また今回意識した事は、他の私にとって苦手意識のある目標を達成する際にも応用できる工夫だと思われるので、今後は目標を設定する際などにも気をつけたいと考えています。