私自身の今までの人生をふと振り返ってみると、
「難関」
という言葉に結構縁があるのかなと思うときがあります。
「難関」という言葉や
「無理」とか、
「不可能」とか、
そういった辺りもそうでしょうか。
過去には、いわゆる、一般的な人・平均的な人には恐らくなしえないようなことを何回か成し遂げた自信があります。
もちろん、自分の立てた難関目標を残念ながら達成できなかったことも多々あります。
しかし、あらゆる難関目標の中で、他の人に無理といわれるようなことも含めて目標を達成したこともありました。
正直、何回か失敗があったとしてもいくつかの成功があるので、それが私自身のトラックレコードになっているんですよね。
失敗したらそれを披露しなくても良いし、逆にネタにすることすらできるので、いずれにしろ挑戦した方が得な場合が多いという実感がありますね。
もっとも、難関な目標に挑戦するためにはかなりのリスクを取る必要があります。
この辺りのリスクを取ることに慣れていないと難関の問題に挑戦することは結構難しいのではないだろうか、と感じます。
リスクというと、漠然としていますが、それは例えばお金を先行投資しなければいけなかったり、遊ぶ時間も削って投資するための時間を確保できるようにしたりといった行動が必要になる場合が多いです。
それは同時に、他の人がなんとなくの感覚で追求している無難な幸せや幸福の重要性について疑いを持って考察し続けることも要求されます。
要は、他の人がとれないリスクを取ることに対する自分自身の納得感を得るためにも、既存の価値観を疑う、常識を疑う、といった哲学的な考察も同時に行う必要があるのです。
そして、その考察を続けることによって、その時の自分にとって大事になる価値観は何なのか、ということを考えざるを得ないため、自然と
「芯のある人」
になっていきます。
それはもしかしたら、社会不適合者と呼ばれる人のそれになるかもしれません。
しかし、よっぽど他者に対する加害性がある思想にならない限りは、特に問題にはならないでしょう。
例えば、私は最近スマホを使用する時間を制限していますが、これは他人に全く迷惑をかけていません。
恐らくほとんどの人はスマホを一日中手元に置いていると思われますが、私は敢えてこれをやっていないわけです。
もちろん、これは友達からメッセージが来た際にすぐに返信を返すことができないリスクがあるわけですが、すぐに返事を返す必要はないだろう、という結論に至っています。
友達に「早くメッセージを返して欲しい」とクレームを入れられる可能性は確かにありますが、そもそもこれによって友情が崩壊してしまう程度の関係性の友達は私にとって必要が無いのです。
この辺りは、同時に「この人は忙しいからそんなにメッセージを見る暇がある人ではないのだ」と思ってもらうための工夫も必要かもしれません。
実は、私の場合は、これを一瞬で達成しました。
具体的には、
「激務と呼ばれて悪名高い勤め先に勤めること」
です。
一般的に、激務が前提となるような勤め先に行くことは、身体を壊すだとか、遊ぶ時間が無いだとか、メンタルがやられてしまうというデメリットがあるというイメージがあるかもしれません。
しかし、これは逆に利用できるメリットでもある、というのが私の考え方です。
というのも、激務と呼ばれて悪名高いところに行くと、
「あの人はヤバい職場にいるから忙しいんだ」
と知り合いに勝手に思ってもらえるようになります。
これによって、時間を使うべき相手を私の方で自由にコントロールできるようになるのです。
これは驚くほど簡単にできるようになります。
人間関係の断捨離をしたいと思っている人は激務と呼ばれて悪名高い企業に勤めるとめちゃくちゃ話が早いです。
本当に、すぐに人間関係の整理ができます。
それでいて、内部で時間管理などで工夫しまくると、勝手に時給が上がるようになります。
こうすることによって、①激務と呼ばれる勤め先に勤めて「忙しい人」というイメージを対外的に与えて人間関係を自由にコントロールしつつ、②平均よりも高い安定給与をもらい続け、③それにもかかわらず自分の自由に使える時間を膨大に確保することができる、というまさに美味しいどころ取りが可能です。
この①②③を見ているとまさに
「難関」
だと思いませんか?
では、この難関の問題を達成するためにどのぐらいの時間がかかったのでしょうか?
結論から言うとかなりかかっています。
細かいところ、隠しステータスのようなものまで考えると5年以上はかかっているのではないでしょうか。
こうやってみると、やはり難関と呼ばれる問題を解くためには一朝一夕にはできずに、時間がとにかくかかるということが分かると思います。
それだけにやっぱり時間をしっかりと確保することは重要なのです。
そして、膨大な時間を投資するというリスクをとることによって一般的に難関と呼ばれる問題をクリアすることができるようになるのでしょう。