久々に部屋の中の物を整理していたところ、およそ8年前から使用していた預金通帳をふと開くことになりました。
8年前というと、およそ成人前、まだ10代なので、余裕で学生です。
普段はWEB明細を使用しているのですが、銀行の場合は数年間ぐらいしか遡れないところもあったりするため、8年前の明細を素早く確認する方法としてはやはり紙媒体の通帳ということになりそうです。
そして、その数字を改めて見ると、
「こんなことに8年前の私は支出をしていたのか」
ということがわかったりします。
当時はそこまでクレジットカード払いをしていなかったということもあって、口座振替の方法によって公共料金を支払っていたようですね。
また、現金払いがメインだったのか、キャッシュカードによって口座から1ヶ月に何度もATMから現金を引き出していたようです。
そして、気になるのはやはり、
電気代とガス代が異様に高いこと
でした。
今では上のような支出ぶりに近いのですが、
しかし、当時は全然そんなことは無かったようです。
ガス代だけで1ヶ月に2000円近く支払っていたり、電気代に至っては夏では4000円~8000円ほどが普通だったようです。
もちろん、当時も一人暮らしだったので、絶対的な必要量は同じぐらいのはずですが、しかし、相当無駄遣いをしていたことがわかります。
思えば、帰ってきた瞬間から快適な部屋であって欲しいというささやかな気持ちのためだけに意味も無くエアコンを一日中回し続けていたりもしていた記憶です。
当時も一応タイマー機能があったはずでしたが、全く活用しようともしていませんでした。
また、他に気になった記載としては、
振込手数料
とか
時間外手数料
とかで
ちょこちょこ100円とか200円とか、ひどいときだと400円も取られています。
今はネットバンクをメインで使用していることやクレジットカード払いがメインになっていることから、ほぼほぼあり得ないレベルの支出でしたが、当時は毎週のように現金をATMから引き下ろして使用していたようなんですよね。
こうやって当時を見ていくと、今ではあり得ないと感じるような支出もたくさん出てきます。
極めつけの黒歴史としては、全く効果が無かったエステサロンの分割ローンを数年間支払続けていたことですね。
なんと、1ヶ月あたりで9000円近くも吸い取られています。
利息も含めると20万円以上は支払っているようです。
しかも、効果があるのならば良いのですが、記憶の限りですが、結局効果が実感できなかったんですよね。
一応言っておくと、これは学生の頃にエステを契約しているので、大した収入もない中、1ヶ月に固定で8000円を取られると当時としては精神的に結構キツかった思い出です。
もう一度繰り返しますが、結局、”エステの効果は実感できませんでした”。
収入のない学生だから高額な買い物はできないだろうと思っているとこのように痛い目に遭います。
あのときの大して効果が無かったのにもかかわらず、ローンだけはしっかりと残り続けて利息も含めて数年間返済させられ続けるという悪夢の経験が今に活かされているのかもしれません。
↑でも書いていますが、現代社会ではローンなどの金融取引により、簡単に購買力を一時的に上げることが可能なので、下手に購買力があるよりは、大して購買力が無いときから何に購買力を使用するべきなのかしっかりと考えることが重要です。
そうでなければ、返済という形で未来の自分がそのツケを支払うことになるのです。
それにしても、預金通帳の記載を見るだけで、当時の私が今の私と大分違う購買行動をとっていたことがよく分かります。
そして、その時に痛い目に遭っていた部分はしっかりと経験として今に活かされている部分もあります。
そういう意味だと、若い頃に浪費をしてみるというのは実は普通にアリなんですよね。
私の場合はたまたま10代の頃にそういうフェーズがあったというだけに過ぎず、人によってそのようなことが行われるタイミングがちょっとズレるというだけのことだと思われます。
そして、ローンを組んで購買力を未来から前借りすることの恐ろしさを改めて実感しました(思い出されました)ね。
しっかりと、購買力を使用するべき対象なのかどうかを買う前に考えることが重要だと改めて感じました。