「人生とは思い出作りの旅である」
という人がいます。
例えば、
小さいころに行ったキャンプが良い思い出になっているだとか、
学生の頃に海外に旅行に行ったことが良い思い出になっているだとか、
そういったイベントが自分自身の記憶となって、脳内に蓄積しているのですね。
そのような考え方の人は、
「手持ちのお金はただ貯金するだけではなく、しっかりと経験や思い出作りのために使おう」
と考えてお金を使っているようです。
このように、
思い出作り
と聞くと、
楽しそうなこと
や
面白そうなこと
を一般的に人は思い浮かべるようです。
しかし、
「人生とは思い出作りの旅である」
というときの
思い出
とは
一見して楽しいことや一見して面白いことばかりではない
という時もよくあります。
むしろ、
出会ってしまってむしろ苦しいと感じる
ということもあるかもしれません。
もしかして大変な修行だと感じるときもあるかもしれません。
しかし、
たとえ、そのような苦しい出来事であっても、それもあなたにとっての飽くまで昔の話であれば
思い出
となるのですね。
むしろ、
そのような出来事、
苦しいと感じる出来事から、それを経験値として学ぶことでステップアップすることができる
という場合もあるものです。
苦しみの出来事であっても、一度学ぶとその経験が資産となり、それが未来の自分を助ける
場合もあるのです。
これも、
思い出作り
の一種と言えるでしょう。
「人生とは思い出作りの旅である」
そう考えた場合、
思い出
というのは、
楽しいこと、面白いことばかりではない、
という発想があれば、
「今が苦しくて仕方がない」
そう考える人にとって、
「今が苦しくても、後でこれが良い思い出になる」
と考えることができれば、
今の苦境にも立ち向かえるだけのメンタルが鍛えられるでしょう。
解釈次第で、
思い出
というのは自分自身で創り出すことができるのです。