「この先、生き残るためには?」
という問いを時折頭の中で回すことがあります。
すなわち、
変化の激しい時代
と言われてから久しいですが、
そのような中で、
「この先、生き残るためには?」
と考えることはすなわち、
「(今は大丈夫だけども、この先何が起こるのかがわからないから、何かしらの対策をしなくてはいけない、そのように考えた場合)この先、生き残るためには(何を考えて何をするべきなのか)?」
ということを考えることになります。
これは、すなわち、
将来に対する対策
を考えているわけですね。
すなわち、
今目の前のことをとにかくがむしゃらに取り組むという段階を超えて
将来の時点における対策を立てる
という考え方になります。
多くの人にとって、
今は何とか大丈夫
という状態であっても、
その大丈夫と言える根拠が消えてしまった後はどうすればいいのかわかりません。
例えば、勤め先で何年も働いている人であった場合、
急に勤め先が倒産する
ということもあれば、
急に勤め先をクビになる
ということもあるわけです。
そうした場合、
他に何も収入源がなければ、
「明日からどうすればいいのかわからない」
という状態になりかねません。
したがって、
まだ大丈夫
といえる時期に
そのような急激な環境の変化にも耐えられるような対策を考えておいた方が良いと言えるでしょう。
上記の話では、
新しい収入源
なども候補に挙がると考えられますが、
より総論を考えていくと、
「この先、生き残るためには?」
と考えた場合、
外部の大きな環境変化に対する柔軟な適応力をより鍛える
ことが必要になるのかなと考えます。
すなわち、
できる限り若いうちから
大きな変化をたくさん経験してそれに慣れる
ことが重要になってくるでしょう。
多くの人にとって、
変化というのは大きなストレス要因になります。
したがって、特に年をとればとるほど、
変化を望まなくなりがちです。
しかし、
変化の激しい時代
に
「変わりたくない」
「変わるのがめんどくさい」
とついつい考えてしまうことのリスクの方が高かったりします。
外部の大きな環境変化に対する柔軟な適応力が生きる力になる
ので、
「変わるためにはこのぐらいのストレスを毎回感じてしまうけれど、それは乗り越えられそうだ」
と感じることができるようになることの方が重要でしょう。
そのためには、
敢えて若いうちから変化に立ち向かって柔軟性を鍛える
という発想も重要になってくるでしょう。
人生は年を取ればとるほど身動きがいつの間にかとれなくなることが多くなってきます。
したがって、
生きる力とは、外部の大きな環境変化に対する柔軟な適応力である、
と考えて、
若いうちから変化に立ち向かってみる
ことが重要になってくるでしょう。