【第740号】人間の体はスマホのバッテリーのように?

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スマホが普及してから何年も経ちました。

そして、長年スマホを使用しているという人も多いでしょう。

そのような人たちがある日ふと気づくことがあります。

「最近、スマホの電池が消耗するのが早いような……?」

と。

確か、以前は●時間使用していても、残りは20%とかだったのに、

今や、それよりも短い時間で既に10%未満になっている……

などということに気付きます。

スマホの端末本体の寿命は、3~4年程度。

その一方で、スマホバッテリーは1年半~2年程度が目安と言われています。

段々、充電も効きづらくなってきた……

そうなってくると、

スマホのバッテリーが劣化してきた?

ということに気付き、

バッテリーの交換をするなり、一新してスマホの端末を交換したりすることになりますね。

そして、このようなスマホのバッテリーのようなことが人間の体の場合にも感じる人が年齢とともに増えてくるようです。

それは、

一生1個のスマホのバッテリーでやりくりするような感覚

とも称されるものです。

具体的には、

20代のうちは取り敢えず休めば本当に100%回復していた。

それに比べて、30半ばからどんなに休んでも充電が83%ぐらいが限界になる。

などという状態になり、

スマホで言うところの電池残量100%の状態に持っていくことが困難になる

という感覚です。

しかも、スマホのバッテリーのように人間の体は容易に交換できないというのが難しいところです。

それゆえに、

スマホのバッテリーを劣化させないように、スマホの使い方を気を付けるべき

とよく言われるように、

人間の体についても、

消耗をなるべく遅くできるように気を付けるに越したことはないと感じます。

一般的に、スマホを使用する際には、

「スマホを長時間使う」

「負荷のかかる作業を行う」

「充電したまま使う」

といったムリした使い方をするとよくないと言われます。

上記は人間でいうところの、

睡眠時間を削ってとにかく働き続ける

負荷の高い作業ばかりを行う

レッドブルなどのエナジードリンクに頼りながらだましだましで仕事をし続ける

といった行為に該当するでしょうか。

また、

極端な暑さ、極端な寒さなどもスマホのバッテリーを消耗させるものであり、

これは、人間の体も同様だと思われます。

要するに、暑いのにもかかわらずエアコンをかけないのはまずいという当たり前のことですね。

スマホで置き換えると当たり前のことが、

自分の体となると当たり前だと感じなくなることはよくあります。

人間の体はスマホのバッテリーのようなものだと考えると、

「ちょっと無理をしていたかもしれない」

と感じるかもしれません。

健康は日々の活動の見直しから少しずつ維持されるものなのですね。

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