最近は、ものすごい勢いですごいサービスがリリースされています。
例えば、最近話題に挙がったのは、
Stable Diffusion
や
Midjourney
といった画像生成AIサービスですね。
これらは、
「革命を起こすのではないか??」
などと非常に話題になり、試しで画像生成で遊ぶ人もいました。
そして、よりクオリティの高い画像を生成するための呪文を研究する人も増えてきました。
個人的にも、かなり注目されるべきサービスだと考えていて、
上記と似たような機能を持つアプリなどでいろいろ遊んでいました。
しかし、一度リアルで会った人に聞いてみると、
「知らない」
とか
「知っているけど使ったことはない」
といった反応が返ってくることがあります。
前者の知らない人は、たまたま知らないだけなのかもしれないので、何とも言えないところがありますが、
後者の
「知っているけど使ったことはない」
という人は、なぜ使おうと思ったことがないのか?
と聞いてみると、
どうやら画像生成における著作権などの権利問題に懸念があるといった理由ではなく、
興味自体はあるものの、
英語がわからないから使う気になれない
といった理由や
日本語でのわかりやすい解説や、日本語でのわかりやすい規約が存在しないから使う気になれない
といった理由が多いようです。
確かに、上記の画像生成AIにインプットするべき呪文は主に英語が想定されているようであり、
日本語を入力して良い画像が出力されるサービスを提供しているところはまだ少ないようです。
実際に研究されている呪文も、主に英語が想定されています。
したがって、このようなサービスは英語が使える人には使いやすい物となっています。
とはいえ、
最近は、Google翻訳やDeepL翻訳といったものがあり、簡易な日本語ならば英語にすぐに変換できる無料の翻訳サービスがあるので、
それらを使って、利用規約をよんだり、英語の呪文を入力することは可能だったりしますし、実際に日本人でこれらのサービスを利用している人は、このような方法を用いることは多いようです。
要は、そこまで英語が流暢ではない人であっても、このようなITリテラシーが一定程度存在すれば、
「自分はそこまで英語ができるわけではないけれど、このサービスは、翻訳機能を使えば十分に使用できそうだ」
といったことがすぐに思いつくのですね。
このように、
ちょっとだけ英語ができる+ちょっとだけITリテラシーがある
という組み合わせで、
英語がわからないから使う気になれない
といった言語の壁を乗り越えることが可能なのです。
言語の壁というとかなり大層なものに感じてしまいますが、
実際には、現代社会においては、
ちょっとだけ英語ができる+ちょっとだけITリテラシーがある
という要素を持っているだけで、
乗り越えることが可能な低い壁だったりします。
確かに、
すでにものすごく英語ができる人
や
すでにものすごくITリテラシーが高い人
から見ると、
ちょっとだけ英語ができる+ちょっとだけITリテラシーがある
という人は一つ一つの要素を見れば大したことはないかもしれません。
なんなら、
「あーちょっと稚拙だなあ……」
などと思われているかもしれません。
しかし、幾つかの要素をほんのちょっとだけわかっている、ただそれだけで、一定の言語の壁を乗り越えることが可能なだけの力にはなります。
そして、このような
実は思っていたよりも低い壁
を乗り越えることができないと、最先端サービスを利用できなくなるリスクがあります。
Stable Diffusion
や
Midjourney
に限らず、
今後もどんどん最先端サービスは出てくるでしょう。
その度に、
実は思っていたよりも低い壁
はいくつも出現することになります。
そして、
ちょっとだけ英語ができる+ちょっとだけITリテラシーがある
人はこれらを一つ一つ乗り越えることができ、サービスの恩恵を少しずつ受けることができる一方で、
「私は、英語がわからないから使えない」
という固定観念を持っている人は、
この
実は思っていたよりも低い壁
を超えることができず、サービスの恩恵を受けにくくなるでしょう。
「言語の壁」はトップレベルの高さは変わらないものの、年々最低レベルの敷居は下がってきています。
そのようなトレンドの中で、
「私は、英語がわからないから使えない」
といった固定観念に縛られるのは、もったいないと言えるでしょう。
このような人は、まずは、Google翻訳やDeepL翻訳といったネット上の翻訳サービスなどを利用してみることがおススメです。
最近は、日本語のニュアンスなどをも読み取って翻訳してくれるので、かなり使いやすくなっています。