新年といえば目標設定の季節と言えますね。
多くの人は、新年という区切りの良い時期に、
「今年こそは!」
と新しい目標を立てるようです。
そして、
その目標がしっかりと遂行される可能性は高くはないそうです。
なぜそうなるのか?と考えると、
ふわっと
「やりたいこと」
を思い浮かべて、
「〇〇をやろう!」
と思い立つのですが、
それを継続して行うところまで想像が及んでいない、というのがあるのかもしれません。
例えば、
「今年こそダイエット」
と考えた場合に、
ダイエットをその年から始めた上で、何年にもわたって続けることを想像する人は多くはないでしょう。
「ダイエットをやりたい!」
という形で、
「やりたいこと」
を想起することは頻繁にあっても、
「それを続けることはできるのか?」
「それを続けようという気持ちは本当にあるのか?」
と真面目に考えることは多くはないということでしょう。
そのように考えていくと、
敢えて、
「やりたいこと」ではなく「やり続けられそうなこと」を考える
方がいいのかもしれません。
「やり続けられそうなこと」
という表現を用いると、
自ら何らかの行動を起こさなくてはいけない
といったことを想起しがちですが、
実際には、
何らかの行動を起こさない
というのも、不作為の立派な行動でもあります。
例えば、
「コンビニではペットボトルを購入しない」
などといった一見しょぼい内容でもいいので、
「○○をやらない」
という形で、「やり続けられそうなこと」がないか探してみるのもいいかもしれませんね。
「やりたいこと」
を目標にしようとすると、
新年から10日も経てば、その情熱はすっかり消えてしまいがちですが、
「やり続けられそうなこと」
を軸に目標について考えてみると、少しは継続可能性の高いものが思い浮かぶかもしれません。