「自分はどのような生活を送ることができれば満足できるのだろうか?」
そんなことを考えたことがありませんか?
私自身、終日休む暇もなく働いていたころは
「自分の自由な時間が欲しいな」
と考えることもよくありました。
その一方で、
「何もやるべきことがない」
といった状態で、一日中を過ごすという日々をずっと続けるのも自分には合わないという経験も実際にしています。
例えば、アーリーリタイアの状態というのは、
早すぎた老後
とも呼べるものですが、
それに適性のある人とない人がいることでしょう。
何もやるべきことが決まっていない場合は、どこか物足りなさを感じてしまうものです。
むしろ、
適度なバランスを保つ状態が一番良い
と考えている人もいることでしょう。
そういう意味で、いわゆるワークライフバランスの充実した勤め先で働いている人もいます。
彼らにとっては、
適度に働き適度に休み自分の好きなことができる環境
がそろっているため、
「このような状態がいいな」
と考えていることでしょう。
しかし、世間的にはワークライフバランスが充実しているような勤め先にいる人であっても、
「なんだか違うような気がする」
と考えている人も実はいたりします。
「自分はどのような生活を送ることができれば満足できるのだろうか?」
という問いは一人一人で答えが違っている以上その答えを自分自身で試行錯誤しながら探していくしかありません。
このような試行錯誤をする際には、
「それぞれの極端を知る」
ということも時には大切になることでしょう。
「一日16時間くらいは働くのは当たり前!」
という状態や
「アーリーリタイアで働かないのが当たり前」
という状態など、それぞれの極端を経験していると、
「自分にとって丁度いいポジションはどこなのか?」
ということも手探りとはいえ探しやすくなります。
個人的な感覚としては、
「自分の自由な時間が一日2時間以上あれば一応の満足を得られる」
という感覚です。
これは、
現状において、自分がやりたいと思えることは大抵2時間ぐらいまとまった時間を取ることができれば可能だから
という理由が大きいと思われます。
この辺りの、
「どの程度まとまった時間が必要なのか」
という感覚も含めて人それぞれの事情があるでしょうから、
自分の自由な時間が一日〇時間以上あれば一応の満足を得られる
といえる数字を探ってみるのも面白いでしょう。
このようなことを追求していくと、
理想の状態になるためには結局何が必要になるのか?
ということも少しずつ見えてくると思われます。