【第1429号】現行制度の最適解のみを追求すると長期的には上手くいかない

意思決定基準
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一時期に比べると、最近は大人しくなってきたようですが、

ほんの5年も前においては、

クレジットカードや新しいキャッシュレス決済などにおいて、大々的なポイント還元が行われていたことは記憶に新しいです。

金融資産の資産形成の文脈においては、これらのポイント還元の恩恵を受けることは非常に重要なことと言えるでしょう。

上手くルートを組めば、とんでもない量のポイントが一時期はもらえたものです。

ポイントだけで相当稼いでいた人もいたようですね。

そして、新しいポイント還元の情報が出るたびに、

「今は、○○するのがお得!」

といった形で、新しい環境に適応する人もたくさんいました。

毎回情報を追って、その度に適応することができる人はその度に美味しい思いをしてきたことでしょう。

今もきっとそうでしょう。

現行制度の最適解を追求し続けて、それによって利益を得ていたのですね。

しかし、このような現行制度の最適解の追求に関しては大きな罠が存在します。

それは、やはり、

いつの間にか制度や環境が変わってしまうこと

にあるでしょう。

例えば、何らかのポイント還元のキャンペーンをやっていたとしても、

いつまでも高還元が行われ続けるとは限らず、

どこかで終わりの時が来ます。

環境が変わる度に最適解を求めて適応をし続けていくことは一見大事そうには見えますが、

それと引き換えに、

現環境に適応するための時間と労力

がいつの間にか人生から奪われていくことは見逃せないでしょう。

もちろん、環境に適応し続けることができるスマートで賢い自分そのものが好きな人もいるため、

最適解を求め続けることは変な考え方ではないでしょう。

しかし、無常。変わりゆく環境に適応し続けることだけが本当に自分が望んだ人生なのか、と自問自答すると、

「ちょっと違うのではないか」

と感じることもあるかもしれません。

むしろ、現環境に適応し続けるために必要になる時間と労力を実は他のもっと人生で大切なことに投入べきだったのではないか、と感じることがあるかもしれません。

例えば、変化の激しいビジネスの世界で生き残るために常に環境に適応し続けてきた人も、

「実は、仕事よりも、家族と過ごす時間の方が大事では?」

と感じるときがあるかもしれません。

それによって、時代に取り残されるリスクがあるとしても、完璧に現環境に適応し続けることに労力を注ぎすぎないという判断も時には大事になるかもしれません。

個人的に、最適解を追求することとの関係では、直感的に、

「長い目で見ると、この制度は数年後には消えてなくなるかもしれない」

と感じた場合には、そこに適応することを敢えて避けることもあります。

長期トレンドを見ていると、そのような気配を感じるときがあるのですね。

このような嗅覚が備わってくると、

労力をかけるべきではなかったところに労力をかけすぎることを防ぐことができるようになります。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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