世の中には、
誰かから言われれば、
「ああ、そうだった」
「知っていた」
「思い出した」
と感じる大事なことがたくさんあります。
それはあなたの人生を変えるための活動やあなたの人生をより良くするための活動です。
例えば、
「貯金しておくのは大事だよね」
とか
「健康にも気を使っておいた方がいいよね」
とか
「仕事のスキルを上げた方がいいよね」
とか
「英語はできた方がいいよね」
とか
「人間関係は大事にした方が良いよね」
などと言った内容です。
どれも、「あった方がいいよね」と一般的に言われるものです。
改めて
「こういうのが大事だよね」
と言われれば、
「知っている」
とか
「まあ、そうだよね」
などと感じますが、
では、実際にあなたが行動に移せているのか?
本当にちゃんとやれているのか?
と問われると、
なかなか難しい物です。
どうでしょうか?
例えば、毎日朝起きた瞬間に、
「今日はジョギングに行かないの?」
などということを言われるような形で、
毎日運動するのが当然、
といった発想の人物や、
「やっぱり、こういうところに進学したいから、このぐらいは勉強しておかないとね」
といった人物が身近にいるのであれば、
毎日毎日、
「ああ、そうだった」
といった気づきを与えてくれるので、結果的に毎日大事なことを思い出すことができますが、
身近にそのような人がほとんどいない場合に、
大事なこととわかっていること
を続けるのはかなり困難です。
そのような人は、
既に先を進んでいる人を何とかして探し出し、そのOSを自分にもインストールする必要があるかもしれません。
それが叶わないのであれば、
しつこいくらいに、
「今日は人生を変えるための活動をしっかりとできていたのか?」
と自問自答する必要があるでしょう。
「今日は人生を変えるための活動をしっかりとできていたのか?」
という問いに毎日答えることによって、
自分が今日本当にやってきたことは何なのか、これを思い出さざるを得なくなります。
日記などを書く習慣がある人はこれが痛いほどわかることでしょう。
何故ならば、取り立てて何も考えていなかったり、取り立てて何も行動に移せていない場合、何も日記に書くことが無くなってしまうためです。
結果的に、
「今日は何も書けない……」
となって、日記が続けられなくなる人も出てくることでしょう。
逆に、日記の習慣があるだけで、
「今日は人生を変えるための活動をしっかりとできていたのか?」
というセルフチェックを行うことが可能になります。
日記には他にもたくさんの効用がありますが、たったこれだけの効用でも日記を断然おススメできます。
大事だとわかっているけれども実際には全然行動に移せていないことというのは案外多い物なのです。
人生を変えるための活動、あなたはできていますか?
これからできそうですか?
「今日は人生を変えるための活動をしっかりとできていたのか?」
と見直してみてください。
「そういえば……」
と何かを思い出せるかもしれません。