時折、スケジュールが入ると気になることとして、
「この時間には起きていなければならない」
というプレッシャーに何時間も前からさらされることがあります。
特に、かつて仕事が非常に忙しかった時期などは、
「夜21時からのミーティングがあるからその時間には絶対に起きていなければならない」
ということを考えていたがゆえに、
その前の時間からどことなくそわそわしてしまい、
なかなか気持ちが休まらなかった、ということがありました。
そして、
「ミーティングがこの後あるから今眠るのはまずいかもしれない」
とか
「寝過ごしてしまう可能性があるため、仮眠は取らない方が得策かもしれない」
と考えていたことからなかなか仮眠を取るのが難しいとも感じていた時期もありました。
その時と比べると、
眠りたいタイミングで時間を気にせず眠れることはそれ自体とても幸せなことである
ということを最近は強く噛み締められるようになりました。
眠りたいと感じた時に眠ることができるということは、自身の体内時計や生体リズムに従った自然な睡眠を得ることができるという意味でもあります。
満足できるレベルの睡眠をとれることは、自分自身の健康を維持することにもつながります。
眠りたいタイミングで眠ることができるということは、自分自身が快適な睡眠環境を整えることができるという意味でもあるため、適切な寝具や静かな環境を用意し、リラックスできる場所で睡眠を取ることができるわけです。
まるで、聖域に護られながら体力を回復している気分になれます。
生きているとどうしても予定を入れなければいけないこともあるため、
眠りたいタイミングで時間を気にせず眠れる
という状況を創り出すことができるときもあればできないこともあるでしょう。
しかし、あまりにも
眠りたいタイミングで時間を気にせず眠れる
という状況が少なすぎると、睡眠の質や時間配分の自由さを得ることが難しくなってしまい、幸福度が下がる危険性があります。
できることならば、少しずつ、
眠りたいタイミングで時間を気にせず眠れる
と言える状況を創り出せると幸福度が上がっていくことでしょう。