世の中には、
「言い訳が得意な人」
と
「言い訳が苦手な人」
がいますが、
一般的には、
「言い訳が得意な人」というのは、せこいとか、真面目ではない、といった評判になることが多いようです。
実際に、
「いつも言い訳ばかりする」
という人を好意的に見る人は多くはないかもしれません。
どうしても不真面目な印象が拭えないからですね。
しかし、
いつも言い訳ばかりする人というのは、それだけ「言い訳のレパートリー」をたくさん持っている人であると考えるとまた別の見方も可能になってくると考えられます。
言い訳のレパートリーというのは身近なところでも色々と考えられますね。
「家族が危篤になっていて」
といったものから
「大雪なので」
とか
「電車が止まっていて」
とか
「今電車の中なので」
とか
「大事な会議があるので」
とか
「持病があって」
とか
「配偶者にうるさく言われていて」
などなど色々な言い訳が世の中には存在します。
これらを乱発してしまうと、
「いつもあの人は言い訳ばかりする」
などと言われてしまい、あまり良い評判が立たないかもしれません。
しかし、世の中には、
「断った方が良いこと」
や
「やめておいた方が良いこと」
というのがあるので、
そのような行為や役目を押し付けられそうになった際にさりげなくこれを回避するテクニックというのは生きていくうえで、生き残るために地味に重要です。
例えば、
死亡率70%の活動
を押し付けられそうになった時にとっさに断ることができるように日頃から備えておかないといざという時に危ない目に遭う可能性があるでしょう。
断る力というのはとても大事であって、単に理由なく断ることができるようになるメンタリティも大事ですが、それが難しい人にとって「言い訳のレパートリー」を増やしておくことはいざというときのための防御方法として重要です。
これはコミュニケーション方法の一つでもあり、日ごろから「言い訳のレパートリー」を頭の中にストックしておくと、いざという時に非常に動きやすくなります。
ちょっとした時に、
「これも使えそう」
とか
「あれも使えそう」
ということに気付くことができるため、意識しておくとよいでしょう。
その上で、
言い訳のレパートリーを乱発しないようにすれば、悪い評判が立ちにくい上に「いざという時の危機管理能力が高い人」となることも可能でしょう。