今に始まったことではないですが、
スキマ時間活用術
というのは非常によく流行っています。
私の記憶では少なくとも15年前には話題に挙がっていた気がします。
スキマ時間というのは、
20分
とかそのぐらいの時間を指していて
その時間を○○という方法によって有効活用しよう!という触れ込みでスキマ時間活用術はおススメされやすいです。
しかし、
スキマ時間活用術を身に着ける前にやらなければならないことが存在します。
それはやはり、
「そもそも何故スキマ時間しか私にはないのだろう?」
と考えることだと思います。
中途半端な時間に入った用事がなければスキマ時間という概念がそもそも存在しなかったはずだった……
という人も多いのではないでしょうか?
何かを始めようとしても、
「ちょっといいですか?」
と誰かに急に話しかけられたり、
「あ、通知が来てる」
と思ってスマホに目をやってしまったり、
そのようなことを繰り返して、集中力を失ってしまう人は多いです。
そして、
「あれ、今何をやっていたんだっけ?」
となってしまい、元の作業などに戻るのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
スキマ時間というのは、別の事をやっている間のほんの少しの隙間に生じることもよくあります。
それは、あなたの集中力が何度も途切れるたびに生じていることでしょう。
一度、誰にも邪魔されない空間でまとまった時間を確保してみて、落ち着いて物を考えてみると、集中しやすくなります。
「いやいや」
「そんなばかな」
と思うかもしれません。
しかし、実際にスキマ時間を撲滅し、まとまった時間を確保したことがある人は、一つのことに没入しやすくなります。
そして、
「こんなにも一つのことに自分は没頭できるんだ!」
という感覚を味わうことが可能になるでしょう。
それはいつもの慌ただしい時間ではなく、落ち着いた時間でもあります。
そのような時間は本当に貴重ですし、大事です。
是非とも、まずは「まとまった時間」を確保してみてください。